ウィンドウズ7が巷では流通していますが、可児工房では未だにウィンドウズ98が現役で動いています
使用しているCADソフトが98までしか対応しておらず、しかも後継版をメーカーが製造中止という追い討ちを
かけられてこれまで変えることもできずに使用していました
しかしどうしてもCADがもう一台必要になったためこの際、別の新しいCADに変えようという話になりました
とうとう可児工房にも文明開化が訪れるときが来たのです
そこで現在シェアを伸ばしている3DのCADの説明をしてもらいました
部屋割りをすると自動で他の図面が立ち上がり、3Dのパースもおきてしまう優れものです。たしかに図面が
楽に作成できそうですが、どうしても自分のなかでしっくりとこない…
なんだか簡単に図面ができるのは味気く感じ、お客さんの住まいへ手間を惜しんでいるような気がしてならない
頭を働かせながらしっかりと自分で考えて、一つ一つじっくりと描き上げていくからこそ良い図面が出来上がり
心のこもった住まいとなるような気がしてしまうのです
結果新しいCADは見送ることとなり、お蔵入りしたはずのウィンドウズ98がさらにもう一台
現役復帰することになり、ブラウン管が2台が並んで動いているという珍百景が出来上がりました
文明開化どころか高齢化が進んだ形になってしまいました